前回紹介した千枚漬けを、鮮やかな赤色が目を引く赤カブで作ってみました。
品種にもよりますが、この赤色は加熱すると退色してしまうことが多いため、生食や漬物が向いています。赤いのは皮の周囲と茎だけで、中心部分は白色です。通常の白いカブよりも中心部分の身質がきめ細かく、食感も良いのですが多少甘みが劣るような気がします。茎は少しクセが強いですね。
作り方は前回のサラダカブとほぼ同じですが、皮部分をむかずに漬ける点だけが違います。
漬物ならば、赤色が逃げてしまうことはなく、美しいまま仕上がります。彩りのアクセントとしても良いですね。白カブと赤カブ、どちらも作って違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。