今日は昨日解説したおかゆの作り方の基本をもとに、お好みでいろいろな具をまぜたおかゆのレシピを紹介します。なお分量はどれも1人分です。○カボチャのおかゆ
カボチャの旬は夏ですが、収穫したあとこの時期まで保管したものは甘みが増しておいしくなります。おかゆに甘みなんて合うの?と思う方も多いでしょう。まあ、普通はごま塩や漬け物など、塩っぱい味で食べることが多いと思いますので、そう思っても仕方ありません。しかし、このカボチャのおかゆを一度食べてみてください。柔らかく煮込んだカボチャが、口の中でホクホクとほぐれる食感が、おかゆの柔らかさと見事にマッチします。ポイントはカボチャをなるべく柔らかく煮ることと、煮汁も少々加えることです。カボチャの大きさは一口サイズにしておくと良いと思います。
また、カボチャにはいわゆる西洋カボチャと日本カボチャがありますが、西洋カボチャはもともと身が甘いので、その分煮る際の砂糖を減らして下さい。日本カボチャはあまり甘くないので砂糖を増やすと良いでしょう。
1 お米1/4カップ(45cc)をとぎ、水2カップ(360cc)
とともに炊飯器の釜に入れる。
2 30分以上水に漬けてから、おかゆモードで
炊飯器のスイッチを入れる。
3 カボチャ100gを一口大の大きさに切り、皮をむいて面取りする。
4 水150cc、酒50cc、みりん30cc、砂糖5ccくらい、
しょうゆ5ccで3のカボチャを煮る。煮汁がほぼなくなるまで弱火で
じっくり煮る。
5 カボチャを煮汁とともに炊きあがったおかゆに混ぜる。