ウドをベースに、おろししょうがで味を引き締めて仕上げます。うどの風味が油とゆで汁を通じてパスタ全体に行き渡り、春の香りをたっぷり楽しむことができます。あまり火を通しすぎず、シャクっとした食感をいかすように仕上げるとよいでしょう。
1 うど150gの皮をむき、身と皮それぞれ細切りにします。アク抜きは不要です。
2 パプリカ30g、人参20gを細切りにします。
3 フライパンに油小さじ1~2を敷き、1と2を炒めます。
4 油が行き渡ったら酒大さじ2と塩少々を加えて具がしんなりするまで炒めます。
5 おろししょうが大さじ1程度を加えます。量は好みで加減してください。
6 パスタ100gほどをゆで、規定のゆで時間より1分ほど少なめの時点でゆで汁が少し入るように直接フライパンに移します。少し炒めて加熱するために早めに鍋からフライパンに移すのです。移すゆで汁は大さじ3くらいです。
7 具とパスタをよく混ぜながら、強火にしてゆで汁が沸騰するようにします。
8 仕上げにしょうゆ大さじ1程度を加えてよく混ぜます。
9 火を止め、彩りに刻んだハーブを載せます。今回はチャービルを使いました。好みで水菜や三つ葉などでもよいでしょう。
この春のうどシリーズはこのレシピで一応一区切りです。まもなく、春彼岸のお供え膳記事が始めますのでどうぞ御期待下さい。