さて明日の冬至に食べて頂きたい「カボチャのいとこ煮」のレシピをご紹介します。
1 あずき50cc(100g)を多めの水に一晩ひたし、戻しておく。
2 カボチャ300g(1個の約1/6)の種を取り除き、食べやすい大きさに
切り、皮をある程度そいで、面取りする。
3 小鍋に1のあずきを水気を切って入れ、ダシ300cc、酒50cc、
みりん50cc、砂糖10ccで煮る。沸騰したら弱火にして、コトコト
くらいの火力で15~20分じっくりあずきを煮る。
4 あずきが柔らかくなったら2のカボチャを入れ、さらに10分くらい
弱火で煮る。カボチャに串がスッと通るようになったらしょう油5ccと
塩少々を加え、さらに3分くらい煮る。
※カボチャは低温でじっくり煮た方が自然な甘みが増すので、気長に弱火でじっくり煮て下さい。短気を起こして強火にしてしまうと、あずきの皮がむけたりカボチャが煮くずれたりしますので要注意。途中で煮汁がなくならないように弱火でコトコト煮て下さい。
↑弱火で煮詰めていく
また、カボチャを煮る場合、見た目を重視してしょうゆを加えず、カボチャの皮の緑色を生かすこともあるのですが、あずきと煮るとどちらにしろ茶色がついてしまうので、いとこ煮の場合は味優先でしょう油を加えます。
なお、画像ではあずきとカボチャをキレイに分けて盛りつけていますが、ご家庭では混ぜた状態で盛りつけてもかまいません。
こういうクラシックな煮物ほど、上手に作るのは難しいものです。カボチャによって持ち味が違うので、砂糖やみりんの量を調整してください。