典座ネット〜旬の精進料理レシピ集〜

さつまいものお粥

さつまいものおかゆ

典座ネットブログ2020.12.3の記事

この献立は令和2年臘八攝心に因んだおかゆ特集シリーズとして、ブログでは付随知識も含めて詳細に解説しています。レシピページでは必要な部分を抜粋していますので、是非元のブログページもご覧下さい。

1 サツマイモ100gほど(小さめ1/2本)を良く洗い、皮のまま乱切りにします。

2 切ったサツマイモを多めの水に五分ほど浸けてアクを抜きます。

サツマイモのお粥に、黄色い色を付けるには、くちなしの実を使います。おかゆに色を付けなければこの手順は不要です。

3 くちなしの実を一粒の1/4ほど、木綿の布の切れ端(さらし)の上において包丁で何カ所か割って砕きます。あまり多く煮るとえぐみが出てしまうので、量を調整します。

ふきんの端を結んで縛り、中のくちなしが漏れ出ないようにします。

4 鍋に水400mlと3のふきんを入れて煮出します。

5 お米60ml(1/3合)を研ぎ、30分ほど水に浸けた後に鍋に移します。

6 4のクチナシから煮出した黄色い汁400mlほどを鍋に移します。

7 水加減ができたら、水気を切った芋を入れます。さらに塩小さじ1/4程度を加えます。

8 強火で加熱し、沸騰したらすぐにごく弱火に落とします。

9 一度お玉で底を軽く混ぜて、お米の塊をほぐすようにします。

この消えそうなほどの弱火で、25分加熱します。

10 25分経ったら火を止めて5分以上蒸らし、軽くかき混ぜて底に沈んだ芋を掘り起こしながら盛り付けます。